リトル・ミス・サンシャイン

LITTLE MISS SUNSHINE 06年

アメリカ 100min

監督 ジョナサン・デイトン

出演 グレッグ・キニア
    トニ・コレット
    スティーブ・カレル
    アラン・アーキン
    ポール・ダノ

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面白いな~上手いな~…と、もう感心しっぱなしの鑑賞でした。

ハリウッド発の超メジャー作品と並行してこういう良質なインディーズ映画
が次々と生み出されるアメリカ映画はやっぱり凄い。

一見そんなアメリカ映画お得意のハートフル・コメディなんだけどチラチラと
見えるブラックな笑いや若干引いてしまうようなシリアスな展開がひょこっ
と現われたりするあたりが、効いてました。

あと抜群に良かったのはこのフーヴァー一家のバランスですね。正直
誰一人として純真潔白な「いい人」がいない。(オリーブは別として)

勝ち組への強迫観念に囚われた父とニコチン中毒気味の母、ニーチェ
中毒の長男、ヤク中の祖父、恋愛中毒でゲイの叔父…。それぞれが
時々で嫌な人間になって家族を崩壊させそうになるんだけど、その度に
他の家族がフォローする。で、そのフォローした内の1人がまた壊そうと
する…他の家族がフォローする。でもまた誰かが…。

この繰り返しなんだけど、決して決定的に崩壊しない、この危ういながらも
絶妙なバランス。

レストランでオリーブが体型を気にして要らない…と言ったアイスクリーム
をみんなが「じゃあもらうね」と次々に手を伸ばし美味しそうに食べていく。
堪らずオリーブが「やっぱり食べる!とっちゃダメ!」と無事アイスにありつ
ける。


・・・・・・・。



いい家族やんか~☆




ラストが決して過保護にならない所もお気に入りです。本当ならMCオリー
ブにつられて会場の観客みんなが楽しく踊る歌う~なんてドンチャン騒ぎ
になりそうなんだけど、のってくれたのは中年ロッカーと親切なスタッフと
クロエだけ…。

直後のシーンでは家族全員がこっぴどく怒られてベンチでしょぼんとしてる
なんて面白すぎる。



キャストも文句なしですね。G・キニア、T・コレット、A・アーキンなど上手い役者
が演じる『微妙な人たち』は決して好感が持てる人種じゃないはずなんだけど
口元を緩ませてくれますね…。あと長男を演じたポール・ダノ。バルセロナの
FWメッシをギュン!って上下に引っ張ったような容姿でした(笑)。映画の最初
と最後で表情が全く違いましたね。これから出てくる有望株なのかな。。。



あとこの映画の影のMVP、プゥゥウワァ~~ンと鳴きながらもしっかり走っ
てくれる黄色いワーゲン・バス。ラストでスライド・ドアがドリフのコントよろし
くバコッと外れるあたりなど、笑いをわかってらっしゃる☆


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色~んな問題が未解決のままで、この後のフーヴァー家が心配だけど
当の一家はそんなのドコ吹く風でバスに飛びのるラストシーン。。。




エンドロールに入る音楽も良かったし、いい気持ちになれる映画でした。




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