ホワイト・オランダー

WHITE OLEANDER 02年

アメリカ 109min

監督 ピーター・ゴズミンスキー

出演 アリソン・ローマン
    ミシェル・ファイファー
    レニー・ゼルウィガー
    ロビン・ライト・ペン
    ノア・ワイリー


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う~ん…何とも感想を言葉にするのが難しい映画でした。
これ!といった明確なオチはなく、流れのままにさらりと
終わっていった…という感じ。


この映画の根本は何か?と言われると困りますよね。強い毒を
持つ固体ほど美しいという夾竹桃(White Oleander)に例えられ
た母と娘の物語なんだけど、その「強い毒」が何なのか?が結局
最後までピンときませんでした。


母親のイングリッドはその容姿や独善的な言動なんかは確かに
美しいながらも毒をもった女性、としっくりくるのだけど、実際の
彼女の中身はそれほど「強い」というわけではなく、むしろ「脆い」
「危うい」という印象。娘のアストリッド目線からすると、『何を
しでかすかわからない』『感情の抑制が出来ない』『要注意』な
手のかかる母親、と見えなくもないんですよね。。。そういう意味で
怖い、と言えば怖いんですけど。


だからといって、アストリッドが毒をもつ魔性の美女か?というと
(まあそういう片鱗はあるものの)それもまた違う気がするし。


ラスト近くでアストリッドの父親の話をする下りにしてもあの
母娘の会話で何が明らかになって何が氷解したのかも、よく伝わっ
てこなかったんですよね。。。


やっぱりこの映画は女性が観たほうが感じるものが多いのかも
しれないです。独身で子供もいない男が観るのには、ちょっと
ハードルが高かったかな~。


ただ4女優競演の演技陣は見応え充分ですね。


何気に1番役に溶け込んでいたのがロビン・ライト・ペンだったり。
普段からやたらテンションが高くて明るい人ってその反面逆方向に
振れちゃうと、とんでもない状態になってしまうんですよね。アス
トリッドのほんの一瞬見せた「色気」に動揺して混乱し最後には銃で
撃っちゃうスターという女性の演技は流石でした。


ミシェルはやっぱり色んな意味で怖かった…。レニー・ゼルウィガー
は押しの弱い役柄な上にすぐ死んじゃったのでちと残念。。。


で、


アリソン・ローマン。大先輩の大女優3人を前にしても全く埋もれて
なかったのは凄いの一言。3年で3回里親が変わるという壮絶な経験
によって、当り前のようにグレていく(死語?)わけなんだけどそのグレ
た姿が哀しいほどに似合わないんですよね…。


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ほんと観ているこっちの気が滅入るほどの、「化粧させられてる感」。
これもある種の演技力ってことですかね。。。



まあこの後の出演作である「マッチスティック・メン」で更に
度肝を抜かれることになるんですけど。


それはまた別の話。。。(って古★)


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