麦の穂をゆらす風

THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY 06年

イギリス/アイルランド/ドイツ 126min

監督 ケン・ローチ

出演 キリアン・マーフィー
    ポードリック・ディレーニー
    リーアム・カニンガム
    オーラ・フィッツジェラルド
    メアリー・オリオーダン


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



画像


















つい先日観た「パラダイス・ナウ」と、どことなく通じるものが
あったような気がします。テーマも時代背景もまったく違うも
のではあるんですけど、観ている最中、観た後に感じるものが、
という意味で。


誰が正しい、誰が悪い


という心のよりどころがないんですよね。どちらか1つでも、
少しだけでも明確になっていればまだ楽なんですけど。



ただただ、こうなるしかなかったんだ…



というものはキツイです。


前半部分ではデミアンが比較的現実を捉えて行動していたように
思います。それに対してテディが少々盲目気味で危険かな…といっ
た印象だったのに後半ではまるっきりその関係が逆転してしまう。。


前半はテディに、後半はデミアンに腹が立って仕方なかったです。
何故そう極端な考え方しか出来ないんだ!?なぜそう不器用なんだ
って無性にイライラしてしまった。


でもそう思いつつもどこかでそんな彼らに共感できている
自分もいたりして…。


そんなジレンマにジリジリさせられる126分は正直しんどかった
です。若干唐突に感じるラストも「え!?ここで終わり?」と
思うと同時に「はぁ、やっと終わった」とため息…といった
ところでした。


アイルランドのキレイなんだけど、どこかうすら淋しい、といった情景も
たくさん描かれていて普通なら目を奪われたはずなんだけど、そんな
心の余裕は正直なかったかな。。。


画像


















この映画を英国とアイルランドが製作したというのは素直に
凄いことだと思います。特に英国にしたら自らの汚点をぶち
まけるようなものですからね。日本の映画界も見習うべきこ
となのかな…と思ったりしました。



このDVDの予告編でみた「明日へのチケット」も同じ監督
の作品のようで近いうちに観てみたいですね。


画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック