すべては愛のために

                              
BEYOND BODERS  03年アメリカ

【監  督】 マーティン・キャンベル

【キャスト】 アンジェリーナ・ジョリー  
       クライブ・オーウェン
       ライナス・ローチ
       テリー・ポロ

【RANK】  ☆+

【STORY】

裕福なイギリス人の妻となったサラは華やかな社交界も経験し、優雅な
生活を送る。そんなある日サラが義父の慈善活動の功績をたたえるパー
ティ-に参加した時、会場に突然、青年医師が痩せ細った一人の少年を
連れ飛び込んでくる。その医師ニックは、今この瞬間も世界中で命を落と
す子供たちがいる事を懸命に訴えかけた。その必死な姿に衝撃を受ける
サラ。翌日その少年が命を落とした事を知ったサラは一大決心、私財を
提供すると共に、夫の心配を顧みず救助活動に向かう。エチオピア、カン
ボジア、チェチェンを舞台に10年に渡って繰り広げられる愛の物語。


画像


















う~ん…重いテーマを取り上げてる割には薄いなあ…。自分は出来た人間
でもなければ思慮深い人間でもないので、この映画を見たときにどうしても
「押し付けの親切」を感じてしまう。それは実際に今現在も世界中で活動して
いる救援団体の人たちを指すのではなくてあくまでこの映画の作り方に対して、
である。

まず、エチオピア、カンボジア、チェチェンと次々と舞台が変わり、その地域で
どうして難民が生まれたのか、何が問題なのか、が説明されていないので
「ただ単に困ってる人を助けてる」くらいにしか伝わってこない。さらにその
地域地域の難民やキャンプがその後、どうなったのかが分からない。

特にカンボジアの難民たちを危険な目に遭わせておきながらその後を一切
フォローしていなかった。この作り方ではサラとニックの愛を描ければいい、
みたいな印象になってしまうと思うのだがそれで良しとしていたのだろうか?

とにかく展開がぶつ切りで感情移入しにくい内容だった。そしてあの救われ
ないラスト…。「愛に生きた一人の女性の物語」と言ってしまえばそれまでだが、
ちょっと後味が悪すぎるのではないか?サラの身ごもった子供がニックの子で
あるという事実もあまりにさらっと打ち明けられて盛り上がらない。

欲張りすぎて全てが中途半端になってしまった、という感じ。
クライブとアンジェリーナの魅力をもってしてもこの内容では…。      

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