シクロ

cyclo 95年フランス/香港/ヴェトナム


監督 トラン・アン・ユン

出演 レ・ヴァン・ロック / トニー・レオン /   




今だ戦争の傷跡から抜け出せず経済不況に喘ぐヴェトナムで「シクロ」と呼
ばれる輪タクの運転手をして家計を助ける少年を通してヴェトナムの現状を
訴える社会派ドラマ。


画像

















リアリティを出すためかストーリーに必要がないのか、極力抑えられた台詞が
映画全体を常に静かに暗く演出していました。しかしこの映画から感じ取れる
ものってなんなのか?

主人公の少年のやくざに憧れたゆえの堕落を通して「裏社会」に生きる人間の
悲惨さと非生産さを問うている?「詩人」と呼ばれる殺し屋と彼を愛する娼婦と
の歪みきった愛の形を通しての矛盾の愛を表現している?あるいは人の死の
悲しみ…?どれもあまりピンとこなかったんだけど…。

特にトニー・レオン演じる殺し屋の行動は意味不明。結局父親へのコンプレック
スが常に影を落としていて人を愛する事が出来ない人間だったのか?その割
には恋人の娼婦の仇を取るために、ある種自分のエゴのために客をメッタ刺し?
お前がやらしたんちゃうんか…?最期は何の説明もなしにいきなり焼身自殺。
もうちょっと彼の内側を知りたかった…。

ラストで少年が家族を乗せてシクロを運転し元の日常に戻ったシーンがあった
が全く救われない後味良くならない終わり方、いや映画。

やはり訴えていたのはヴェトナムの現状であってストーリーでは無かったという
ことか…?関係ないけど万国共通、情けない変態って存在するんですね…。

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