ワン・ポイント・オー

ONE POINT O 04年アメリカ                      

【 監 督 】  ジェフ・レンフロー/マーティン・トーソン

【 出 演 】  ジェレミー・シスト / デボラ・カーラ・アンガー

【RANK】  ☆☆



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こういう作品を『不条理系』と呼ぶらしい。なるほどそう言われてみれば中々
いいネーミングだと思う。何の落ち度もない主人公が常人には理解不能な
窮地に立たされて追い詰められていく。その恐怖の源、理由は説明される
事なく謎は謎のまま物語は『不条理』な結末を迎える…。

そういったカテゴリーがあるのなら確かにこの作品は当てはまる。どころか
ど真ん中じゃないですか。とにかく始まってすぐに煙に巻かれるような印象。

主人公が牛乳と新聞を買っただけで「20ドル84セント」を支払う。その瞬間

「高!」

と思わずビックリ。こういったなんでもないシーンからこの作品の空気は作り
出されている。ものすごいハイテク社会のはずなのに電話だけは懐かしい
黒電話だったり、やたらレトロなアパートの雰囲気だったり。とにかく混沌とし
ている。

そんな映像の色や演出は『不条理系』を助長するのに充分な力を持っていた
がストーリー、映画の出来はというと楽しめなかった…というより結局理解でき
なかった。要するに企業のナノテク陰謀?

これが『不条理系』の諸刃の剣な部分ですね。分からないと楽しめない…
当然か…。   ふぅ。

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